2025年9月1日(月)、台湾中央気象署(Central Weather Administration, CWA)副所長のNai-Chi Hsiao(蕭?乃慈)氏が本学を訪れ、上田夏生学長を表敬訪問されました。
Hsiao副所長は、2025年9月1日から11月末までの約3か月間、本学の金田教授のもとで研修を行う予定であり、今回の訪問はその開始に際して行われたものです。
当日は四国危機管理教育?研究?地域連携推進機構より、吉田秀典機構長、金田義行地域強靭化研究センター長も出席されました。訪問では、これまでの両機関の学術交流の経緯や、2024年4月に発生した花蓮地震の際の被災地調査について意見を交わしました。特に、台湾においては災害発生時にボランティア団体が重要な役割を果たしていることも話題となり、今後の防災?減災活動における市民参加の意義についても理解を深めました。
本学と台湾中央気象署は2017年8月に学術国際交流協定を締結して以来、地震学や防災科学を中心に連携を深めており、今回の研修を通じて今後の協力関係がさらに強化されることが期待されます。
2025年09月08日